なんかえらく誤った分析記事だな

なんかえらく誤った分析記事だな

就職も大学入試も分析を誤ると、たとえ東大の文一や理三に受かる
高学力でも大変な失敗をして、取り返しのつかない事になる。

歯学部なんて国公立ですら人気低落傾向が著しい。
私立だと定員割れとか名前書くだけで合格とか当たり前に存在する。
歯科医師の供給過剰と、それに由来する低所得は以前から言われてる事。

 

薬学部も10年後にはある程度歯学部と似たような事態になる。
歯学部と違い就職の幅が広いので歯学部ほど悲惨ではないが、
それでも入試難易度の高い大学と低い大学では天地の差が出てくる。
特に私立だと、慶応義塾大学や東京理科大学といった上位大学と
(ピー)大学や(ガー)大学のような底辺大学では
入試難易度が30前後も差が出てくる。

 

そもそも、薬学部がここ10年で私立大学に急増したのは

 

1、
「低学力学生ばかり集まっている低難易度の大学」
という世間の評判を少しでも改善したい

 

2、
高い学費を、それも6年間にわたって払ってくれる
高所得な家庭の学生を入れて大学経営を安定させたい

 

3、
でも医学部新設は国に認めてもらえないし
歯学部だと人気も出ないうえ中退者も多い

 

4、
理系女子学生を集めたいけど理工系学部では女子学生が集まりにくい

 

といった、私立大学側の「下心」があるのだが、
そんな私立大学も、そして受験生も、
不景気に釣られて安易な事をやっていると痛い目に遭う。

 

昔は国公立も私立も薬学部が少なく、医学部行き損ねの学生が
殺到する学部で全体的に入試難易度もそこそこ高かったが、
今の薬学部、特に私立は上位と下位の入試難易度の差が大きく、
下位だと留年率や国家試験合格率が酷い。
宣伝材料になる国家試験合格率は、不合格になりそうな学生を
留年させる事で数字を操作してるからね。
留年させる事で学費を1年余分に払ってくれるわけだし。

 

不景気の長期化や大学全入化の流れで、20世紀の頃以上に
総論としての難易度の「国公立>私立」が顕著になりつつある今、
入りやすさや安定志向、ブランドで大学・学部を選ぶと
その怠慢な考えに対するしっぺ返しが来るようになっている。
既に文系ではそれが「低学力・難易度下位大学の学生の就職難」
という形で出ている。猫も杓子も大企業や公務員を志望するという
傍から見れば「その程度のスペックでなに高望みしてるのか」
としか言いようのない痛々しい事をして就職できない状況が。

 

就職に強いと今は言われている薬学部や看護学部などの医療系も、
数年先には文系と同じく、大学名(厳しいところでは高校名や
大学の入試方式なども考慮される)で門前払いされてしまい
就活をまともにできないという時代がやってくる。確実に。

 

昔と今で異なるのは景気の波とトレンドだけで、
就職に強く、社会からの評価が高く、社会から求められやすいのが
いわゆる高難易度の大学である事に変わりはない。

 

これから大学受験を控える受験生やその保護者たちは
「大学入試や国家試験に受かってしまえば、卒業してしまえば、
就職さえできれば、大学なんてどこでも同じ」
などという馬鹿げた思考だけはやめるべきである。